葬儀全体の流れ

葬儀全体の流れ

私は人より葬儀の経験が多いほうだと思うのですが、経験から気づいた2つのNGと、おすすめしたい葬儀での心づかいについて、お話ししたいと思います。いずれも葬儀の参列者に関することです。

葬儀社の選び方は老舗業者をお勧めします。事前に調べるようにしましょう。


1つ目のNGは、喪主や遺族から依頼されたり勧められたことを断ること。もし葬儀での弔辞を依頼された場合、それを断るのは遺族のみならず、故人に対しても大変失礼だと思います。遺族は「ぜひこの人に」と考えて指名したのですから光栄なことですし、遠慮する理由はありません。

また、通夜振る舞いや火葬場への同行も、誘われたら可能な限り従うべきです。通夜振る舞いに関しては特に、たとえ一口でも箸をつけるのが礼儀です。

もう1つのNGが、葬儀の式場に早く着きすぎないこと。喪主や遺族は葬儀に慣れていないことがほとんどで、準備に追われていると考えて間違いないでしょう。特に自宅での葬儀の場合は、ばたばたしているところに参列者が早く登場してしまうのは、遺族にとって迷惑でしかありません。葬儀会場に早めについたら、近くで時間をつぶして待つべきだと思います。

そして1つの心つかい。通夜では通夜振る舞いの席で、遺族と参列者が話をする時間がありますが、告別式ではそうはいきません。また、通夜の席でも遺族は多くの客の相手をするわけですから、特定の人と長話をするわけにはいかないでしょう。特に自宅以外の葬祭場などでの葬儀ではそうした時間は限られます。

ですからお勧めしたいのが、故人や遺族に強い思い入れがあり、その死を深く悼む気持ちがある、それを遺族に伝えたいという場合は、それを簡潔な手紙にしたためて、香典を受付に出す際に「これをご遺族に」と手紙を託したらどうでしょうか。もちろん裏書に自分の名前を明記します。これが一番まちがいなく、「思い」を伝えられる方法だと思いますし、それを受け取った遺族にとっては、故人へのなによりの「供養」と感じられることでしょう。

以上3点、ご参考までに。

葬儀社の選び方について、老舗業者を選ぶことをお勧めします。数多くの経験がある業者は、どのような状況においても冷静に仕事を進めてくれます。どのようなトラブルが起きても機転をすぐにきかせて行動をしてくれるものです。葬儀の当日は予想しないような出来事が起きることもあります。そんな時にでも、頼りになる業者さんを選ぶためにも、事前にインターネットなどでどれくらいの歴史と経験がある業者なのか、調べるようにしましょう。



 

Calendar